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若々しく美しい印象をもたらすだけではなく、肌の健康を保つことが、心身の健康にもつながる――。
という考え方が、ポピュラーになってきました。以前にも増して、ストレスフルになっている現代。私たちの肌を取り巻くストレスから守り、ダメージから解放することが欠かせません。今やスキンケア製品は、心地いい使用感に加え、新たな皮膚科学の知見を取り入れて開発される、健やかな肌を保つために重要なものとなっているのです。
ただ肌の免疫機能や抗酸化力がきちんと発揮されていれば、炎症を最小限に抑え、本来の恒常性を保つことができます。それには、不飽和脂肪酸である「オメガ3」を多く含む青魚などの海産物、くるみや亜麻仁油などを適切に摂るのが効果的。
また、炎症により生じるスパイラルを抑えるケアで、肌のバリア機能や修復力をサポートすることも欠かせません。
そうお話くださる椛島先生も、年齢を感じさせない若々しい肌の持ち主でした。
京都大学大学院医学研究科
皮膚科学 教授
1996年京都大学医学部卒業。ワシントン大学医学部付属病院などでの勤務を経て現職。炎症メカニズム解明やオメガ3脂肪酸による皮膚アレルギーの抑制効果に関する研究など臨床に直結する研究成果で高く評価されている。
東京生まれ。
35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌編集部、編集プロダクションを経て独立し、雑誌の美容ページやWEB、新聞のコラムなどで執筆活動を続ける。
現在は、クロワッサン(マガジンハウス)、エクラ(集英社)、マリ・クレール・スタイル(中央公論新社)、婦人画報(ハースト婦人画報社)、マキア(集英社)、ミセス(文化出版局)、和楽(小学館)、プレシャス(小学館)、大人のおしゃれ 上妻直美手帳(宝島社)、@コスメ(アイスタイル)などで活躍中。
トレンドをバランスよく取り入れながら、ユーザーの立場に立った適切な記事やコメントを発信している。また近年は、トークイベントやセミナーなどを行い、美容やエイジングケアにまつわる啓蒙活動にも力を注いでいる。